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4月から給与制度も新しい年度に入りました。
今日は合理的な賃金制度を持つことの大切さを、改めて考えてみたいと思います。 従業員の給与制度をしっかり整備するということは、企業規模の大小にかかわらずとても重要なことです。 “いい商品”、“いいサービス”を提供し続けていくために、そして企業としても隆々と繁栄していくためには、その付加価値を実際に産み出している社員のやる気を高め、仕事の品質を向上させていくように‘仕向けて’いかなければならないからです。 そのために欠かせないものの1つが、合理的な賃金人事制度だと言ってよいでしょう。 合理的な賃金制度が決まっておらず、その時々で社員の給料が決まっていたらどうでしょうか?たとえ給与表があったとしても、昇給ルールがあいまいで、「業績が良ければ昇給するけれど業績が悪ければ昇給なし」というような運用がされていれば、社員の納得感は低く、不平不満が充満して、決して良い人材は定着しないでしょう。 「なぜ私は、Aさんよりこんなに給料が低いのだろう」 「途中入社だからといって10年も勤務しているのになぜ給料があがらないんだ?」 「毎年2,000円ほど昇給しているけどこれじゃ10年たっても2万円しか増えないよ」 「給料が低いと言ったら今年に限って1万円増やしてくれたけど、将来は???」 「社長に気に入られた奴しか、結局、昇格できないんじゃないか」 「このままじゃいつまでも安アパートから出られないし、結婚もできないな」 私どもがコンサルティング作業を行う場合は、社員全員の給与明細をお預かりしますが、データを分析・精査していますと、時折、このような社員の不満・不平・不信・不安の声をその数値が代弁して話しかけてくるのです。 給料をどやって決めるのかという問題は、社員にとっても重大な関心事ですし、その重要性を理解されている経営者も多いとは思いますが、「給与制度や賃金体系は難しそうだ」、「日々の仕事が忙しくて余裕がない」など、どうしても給与制度は評価制度の整備作業は後回しにされやすいように思えます。 でも、たとえ従業員の人数が少なくても、正社員として採用し、長期間にわたって雇い続ける以上は、給与決定のルールはしっかり決めておくべきですね。 4月は定期昇給、賃金改定の時期でもあります。新しい年度のスタートにあたり、 「わが社の給与処遇上に問題がないか」、 「貢献度の高い社員がその処遇に納得し満足しているか」、 「社員全体のモチベーションが高く維持されているか」 中小企業の経営者、人事担当の皆さんにも、この機会に確認していただけたらと思います。 賃金管理研究所のFacebookページはこちらから 宜しかったら「いいね!」を押してくださいね。 弊社所長:弥富拓海のブログもぜひご覧ください。 ⇒ 弥富拓海の「賃金正しい決め方と運用の実務」 賃金管理研究所HPはこちら ⇒ http://www.chingin.jp スポンサーサイト
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